IoTにより現実世界と仮想世界の界面が溶けつづけ、現実世界から吸い上げられた溢れんばかりのデータはAIによってさまざまに解釈され、現実世界のアクションを返しながら日に日に影響を強めています。また、人の行動を自律的に理解するコンピュータ環境が、「操作するIT」から「委譲するIT」に変化を続けており、人々の期待値は媒体を意識させずに結果を提供するサービスを求めていくように変化しています。

こうして物理的な商品は、どんな環境でも空気のように存在することを求められ、人々はそこから繰り出される結果そのものを価値としてとらえる傾向を強めていくに違いありません。 今後10年先を考えたとき、もはやこの急速な変化から逃れられる企業などありません。 AI分野を専門とするPrincipal ConsultantのRob Edmondsは、昨年も来日し「Digital Transformationの取り組みは『技術的課題』ではなく、求められる価値提案の変容に取り組む組織の『戦略的課題』であると主張しました。 情報技術の進展を理解し、自らの商品・サービスの要素として取り込むことはもちろん、自らの提供価値の変容（Transformation）に戦略的に取り組めない企業は、市場からの退場を余儀なくされるということです。

想像してみてください。 その時あなたの組織は、社会に対してどんな価値を提供することで、市場に存在することを許されているのでしょう？

今回のセミナーでは、ご好評にお応えして再度弊社ロンドンオフィスよりRobを迎え、「Digital Transformation "How the IoT and AI are driving change" 」と題して話題提供申し上げ、次の10年あらゆる産業界を巻き込みつつ、激しく襲い掛かってくるだろう情報産業化のインパクトとその意味について、皆様と一緒に考えて参りたいと存じます。

情報産業に身を置いていらっしゃる方々だけでなく、むしろ自分の会社や産業界の遅れを危惧している全ての方々こそ加わって頂きたく存じております。 このセミナーは、昨年11月にお届けしたプレゼンテーションのアップデート版です。 昨年聞き逃された方々だけでなく、もう一度お聞きになりたい方も、ぜひお越しください。

ご多用中とは存じますが、下記要領をご覧いただき、是非意見交換の輪に加わって頂きたくお誘い申し上げます。 お誘い合わせの上、お越しをお待ち申し上げております。

【東京開催会場】

3×3 Lab Future
〒100-0004 東京都千代田区大手町1－1－2　大手門タワー・JXビル1階

電車　東西線・千代田線・半蔵門線・丸ノ内線・都営三田線 「大手町駅」（C10出口）より徒歩約2分

※施設の入口はC10出口を上がり、大手町パークビル側に入口があります。C10出口近くのオフィス入口（西村あさひ法律事務所様、JXグループ様受付）とは異なりますのでご注意ください。
※会場には専用駐車スペースがございません。悪しからずご承知おきください。

【京都開催会場】

京都高度技術研究所（ASTEM）10階会議室

電車　　JR嵯峨野線 丹波口駅から徒歩5分
バス　　市バス、京阪京都交通バス 京都リサーチパーク前、京都バス五条千本 下車 徒歩2分
お車　　「京都南IC」または「京都東IC」から約20分（時間貸駐車場をご利用下さい）