「2020 新春エグゼクティブ・セミナー」のご案内

この20年間ビジネス環境は、中長期的な企画立案を担う人々にとって一貫して不透明感を強めてきました。昨年頃から「VUCAの時代(*1)」という言葉を耳にすることが増えてきたのも、不確実性のマネジメントの重要性が急激に高まっていることを物語っている証左だと感じております。
弊社は、設立当初の1958年より、こうしたビジネス環境の不確実性を少しでも減らす努力と同時に、価値提案の合理的な説明と、戦略的な市場観察のサポートを行うため、ナレッジベースの蓄積と方法論の構築に取り組み続けて参りました。こうして20周年を迎えることができたのは、その取り組みを、クライアントの皆様に時代を越えて評価して頂いた結果と、大変喜ばしく受け止めており、そのご愛顧に心より感謝申し上げます。

そこで今年の新春恒例のエクゼクティブ・セミナーでは、20年の感謝を込めて、今後10年の変化を牽引する力に関する話題を2つ選び、弊社の考えるところをお伝えしようと存じます。
多くの方にこのメールをご展開頂き、お連れあわせのうえご来場頂きますよう、お誘い申し上げます。

*1 VUCAの時代:
Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)が同時に増大する時代

 

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SBI 新春エクゼクティブ・セミナー 2020 「変化の予兆」を考える新年のつどい
東京/3×3 Lab Future 大阪/KANDAI Me RISE ラボ(共催:関西大学)
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【日時】

東京会場
2020年2月5日(水)13:30~16:30(13:00受付開始)

大阪会場(共催:関西大学)
2020年2月6日(木)13:30~16:30(13:00受付開始)

【会場】

<東京会場>
エコッツェリア 3×3 Lab Future
住所:東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル1階
東京メトロ東西線・千代田線・半蔵門線・丸ノ内線・都営三田線
「大手町駅」(C10出口)より徒歩約2分

※ 施設の入り口について
施設の入口はC10出口を上がり、大手町パークビル側に入口があります。
C10出口近くのオフィス入口(西村あさひ法律事務所様、JXグループ様受付)とは異なりますのでご注意ください。

<大阪会場>
関西大学梅田キャンパス4F KANDAI Me RISE ラボ
住所:大阪府大阪市北区鶴野町1番5号
阪急「梅田駅」茶屋町側から徒歩約5分
JR「大阪駅」 地下鉄御堂筋線「梅田駅」から徒歩約10分
地下鉄谷町線「中崎町駅」から徒歩約7分

 

※ 駐車場について
両会場とも、専用駐車スペースがございません。
ご来場の際には、公共の交通機関をお使いください。

【内容】

<セッション1>
Digital Transformationの本質と
話題提供 高内 章(Vice President / Intelligence Evangelist)

IoTにより現実世界と仮想世界の界面が溶けつづけ、現実世界から吸い上げられた溢れんばかりのデータはAIによって解釈され、現実世界にアクションを返しながら日に日に影響を強めようとしています。このような生活のあらゆる部面の急速な数字化は、商品・サービスの提供価値を変容させていく企業たちの戦略変更、すなわち「Digital Transformation」を伴いながら進行するでしょう。
こうして人の行動を自律的に理解するコンピュータ環境が、「生活のために操作するIT」から「生活を委譲するIT」に変化させ続け、人々の期待値は媒体を意識させずに結果を提供するサービスを求めるよう変化したとき、物理的な商品は、どんな環境でも空気のように存在することを求められ、人々はそこから繰り出される結果そのものを価値としてとらえる傾向を強めていくに違いありません。
それゆえ、私達はDigital Transformationとは、単なる『技術的課題』ではなく、求められる価値提案の変容に取り組む組織の『戦略的課題』であると考えます。情報技術の進展を理解し、自らの商品・サービスの要素として取り込むことはもちろん、自らの提供価値の変容(Transformation)に戦略的に取り組めない企業は、市場からの退場を覚悟しなければならないと言うことです。
このセッションでは、弊社のScanプログラムでも観測されている「Digital Transformation」の数々の事例に触れながら、機会と脅威の両面から議論して頂く材料を提供致します。

<セッション2>(逐次通訳付き)
今後10年のAI開発をめぐる懐疑と期待
話題提供 Katerie Whitman(Principal Consultant)

過去10年AIは目覚ましい発展を遂げ、すでにいくつかの市場では重大な影響力を見せるようになってきていますが、自動運転を担うAIや、自然に受け答えするAIの実現への道のりはまだまだ遠いと言わざるを得ません。こうした状況下、現在の開発の方向性では、自律走行車や汎用的な家庭用ロボット、配送ドローン、自然に会話するチャットロボットなど、人々が期待していた破壊的な影響力を持つアプリケーションの展開など、すぐには得られないのではないかという懐疑論が広がっています。どのアプリケーションにも技術やアプローチに革新的な進歩が求められ、実際に数々の研究が手がけられていますが、どの技術がどのくらいの速度で実現するかは、大きな不確実性に包まれています。実際、市場はAI研究の減速の予兆に敏感に反応し、「AIの冬の時代」の再来を予見する声に繋がっています。一方で、市場には「現在のAI技術にはまだまだ市場に重大な影響を及びす発展の余地が残されている」と言う見方も根強く、こうした意見の狭間で様々な意見に翻弄されている方々も多いのではないかと拝察します。
このセッションでは、こうした楽観的、悲観的意見が飛び交う状況に触れたうえで、今後10年のAI開発の可能性について弊社の見解を述べ、産業界や人々の暮らしに与える影響について考えてまいります。

 

【費用】

東京、大阪両会場とも無料ですが、事前にお申し込みが必要です。

【申込方法】

右ののボタンを 押していただき、必要事項をご記入の上お申し込みください。
会場によってボタンが異なりますのでご注意下さい。

申込みは締め切りました。

サイトにアクセスできない場合は、
お手数ですが担当の澁澤 mshibusawa@sbi-i.com までご連絡ください。

会場定員の関係上、ご参加人数等の調整をお願いすることがございます。
悪しからずご承知置きください。

 

【お問い合わせ先】

澁澤 美恵子
ストラテジック・ビジネス・インサイツ
102-0082 東京都千代田区一番町2  パークサイドハウス3階
TEL:03-3222-6501     FAX:03-3222-6508

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