Strategic Business Insights What's New Service About SBI Contact Us 最新レポートSearch

BIP Report Abstract

タイトル ピア・ツー・ピアのコンピューティング:新たな価値の発見
番号 D02-2366
原題 Peer-to-Peer Computing: Finding New Value
出典 Bulletin/Insights
著者 Lindsay C. Wilson
発行年 2002年
発行月 2月
Bulletin No. 303
内容  インターネット経由で直接対話できるデータサービスが急増中で、サービス開発企業は組織モデルのみならずインターネットそのものの構造的枠組みを再検討する必要に迫られている。
 分散処理、分散型コンピューティング、ピア・ツー・ピア(P2P)コンピューティングモデルへと向かう流れが加速している理由はいくつかある。ウェブに登場するコンテンツの爆発的な増加、新しいウェブサービスが出現し、インターネット経由でバックエンドのコンピューティングシステムの利用性向上、個人・法人ユーザー間で通信手段の一段の効率化の要請、などだ。
 P2P技術の実現可能性が高い分野としては、無線通信、コンテンツ配信管理、グリッドコンピューティング、サイクル共有、無線のインターネットゲーム、作業現場でのコラボレーションなどが考えられる。とは言っても、P2Pコンピューティングを含むネットワーク技術や通信技術が変化しても、現在のメインフレームやクライアント・サーバー方式が駆逐されるわけではない。むしろP2Pが成功裡に実現した暁には、現行システムのメリットが統合、拡大されるのではないか。
 デジタル権管理(DRM)や電子署名、電子透かし技術が成熟してP2Pアプリケーションと結びつけば、法律に適合し且つ安全な分散型ネットワークやピア同士の情報交換が可能になる。将来のP2Pアプリケーションは、法人・個人ユーザー向け共に、既存のネットワークシステムに代わる現実的な選択肢であると同時にこれを補うものとなるだろう。 (9ページ)(著者:Lindsay C. Wilson)
分類
キーワード
レポート (US)

こちらをクリック
(クライアント様のみ閲覧が可能です。ID・Passwordがご不明の際はご連絡ください)


← レポート検索へ戻る
← 最新レポートのリストへ戻る

Copyright (C) 2009-2021 by Strategic Business Insights. All rights reserved. Unauthorized use or reproduction of all or any part of this document is prohibited. webmaster@sbi-i.com English Website