タイトル |
中高齢期を迎えるベビーブーマーへ:新たなマーケティングメッセージと戦略 |
番号 |
R856 |
原題 |
Aging Boomers: A Marketing Perspective |
出典 |
Bulletin/report |
著者 |
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発行年 |
2002年 |
発行月 |
3月 |
Bulletin
No. |
304 |
内容 |
1946〜1965年に米国で生まれたベビーブーマーたちの中高年齢化が進んでいる。2015年までには、存命中のベビーブーム世代は一番若くても50代になる。まだ引退していないとしても、多くは退職年齢が近づき、ほとんどは子供たちが巣立って夫婦が残される。
ひとつの消費者グループとしての膨大な影響力−なにしろ7,800万人強の集団である−を考えれば、企業は彼らの高齢化と共にニーズの変化に対応して、この先も製品やサービスを売り込みたいところだ。このためマーケッターやプランナーは、このグループの市場行動予測に膨大な時間と資金を投じている。
この世代が社会に及ぼす影響力は過去に前例がないと考えられるので、従来の世代のパターンに頼るのは賢明とは言えない。これほどの規模の集団がこのような短期間に年齢やライフステージの移り変わりを経験するのは、かつてない現象なのである。多くの研究者が、高齢化するベビーブーマーの市場行動予測で考慮すべき点を指摘している。
従来の人口特性調査や意識調査ではベビーブーマー消費者の心理傾向を調べるが、SRIコンサルティング ビジネスインテリジェンスが開発したVALS消費者心理セグメンテーションシステムは、消費者グループの克明なプロフィールを描き出すので、マーケッターやプランナーには大いに役立つだろう。
VALS調査によると、ベビーブーマーは引退後もさまざまなリソースを備えており、偉業の成功や外部からの報奨などよりも、自己実現や協力といった目標にこだわりを示すようになる。こうしたグループに製品を売り込むためには、華々しいイメージ型メッセージよりも、品質や誠実さ、伝統といった要素を打ち出す方が効果的である。 |
分類 |
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キーワード |
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レポート
(US) |
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