セミナーの録画視聴用URLを左のボタンで請求できます。

弊社では半世紀以上「重要な変化の予兆を捉える」活動を続け、Scanプログラムを通じて世界の先端企業の長期戦略担当者の皆様と共有して参りました。そして昨年、このプログラムを約20年ぶりに大規模にリニューアルし、発見した予兆を元に、ビジネス界に影響を及ぼす重要な「未来の仮説：Futures」のデータベースを構築し、その進展の可能性を構造的に分析して事業展開における戦略的視点を提供する新サービス「FORESIGHTプログラム 」をリリースいたしました。

未来は不確実であり、予測はできません。それゆえ長期的な戦略に関与する方々は、「未来の仮説：Futures」は適切な観察視点を持って注意深く観察し続ける必要があります。そしてこのようにして常に更新されるデータベースを持てば、いつでも気になる「未来の仮説の今」をスナップショットとして閲覧、確認することもできます。

持続可能性を目指す世界が課題解決の俎上に載せている「グリーン水素」の利用市場も、様々な不確実性を考慮しなければならない未来市場の一つです。そこで、今回のセミナーでは「グリーン水素によって新たに生まれるエコシステムが実現した未来」を仮説として取り上げ、市場創造を推進する要因や阻害する要因などを紐解きながら話題提供させて頂きます。

水素やエネルギービジネスにご関心をお持ちの方々だけでなく、「長期戦略を立案する際のインテリジェンス活動の在り方」にご関心のある方にも有益な話題が提供できると考えております。皆さまお誘いあわせの上、ご来聴頂ければ幸いです。

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SBI 新春エクゼクティブ・セミナー2022

動く未来年表Foresightが語る「グリーン水素の未来」

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【日時】

午前の部：2022年2月16日（水）11:00～11:50
午後の部：2022年2月16日（水）16:00～16:50
午前、午後とも、同じ内容となります。ご都合のよろしい時間帯でお申し込みください。

【開催方式】

ZOOMウェビナーで開催します。
お申込み頂いた方に、ZOOM招待状をお送り致します。

【内容】

＜話題提供１＞戦略的市場観察の重要性とその実践

コロナ禍は世界的にビジネス環境をかく乱し、先端企業で長期戦略に関わる多くの担当者が、市場の不確実性の体系的な理解の重要性を再認識させられた。コロナ後に向け戦略的判断を求める社内のニーズに応えるため、あふれる情報をいかにして「インテリジェンス」に昇華させればよいのか混乱し弊社のドアを叩く方々も増えている。このセッションでは、こうした方々のために、得られた情報を整理し、不確実性を解釈して共有するインテリジェンス活動の方法論についてお話しするとともに、その実践に役立つツールとして弊社が提供するForesightプログラムについてお話しする。
話者：徳重桃子
Vice president, Director of Tokyo Office

＜話題提供２＞グリーン水素の実現可能性とその事業機会

日本では、水素は石油精製の過程で作られ、その約7割脱硫など業界内で利用される。次いでアンモニア製造（窒素肥料原料）や他の化学産業が原料で残りの約3割が使われ、現状「水素」として他の用途に流通する量は非常に限られている。一方で、持続可能性の向上を目指す国際社会は、二酸化炭素の排出と無縁な再生可能エネルギーから得られる水素（グリーン水素）に関心を寄せ、再生可能エネルギーの安定した利用のため、一時的に水素の形で貯蔵したり運搬したりして、再度エネルギーとして利用する新たなエコシステムの構築を模索している。水素の利用推進を国策として取り組んでいる日本では、水素の話題は日常の会話にも上るが、実際には水素のエネルギーカレンシーとしての利用の前途は様々な不確実性に阻まれ、事業機会の見極めをとても困難なものにしている。そこで、今回のセミナーでは「グリーン水素によって新たに生まれるエコシステムが実現した未来」を仮説として取り上げ、いくつかの推進要因や阻害要因などを紐解きながら解説する。
話者：Katerie Whitman
Principal Consultant, Director of FORESIGHT Program

【費用】

無料ですが、事前にお申し込みが必要です。

【申込方法】

下ボタンから 申し込みサイトへアクセスいただき、必要事項をご記入の上、お申し込みください。

セミナーは終了いたしました。当日の録画を公開しています。