石油・ガス産業はグローバル展開が前提の事業であり、競争が激しく知識集約型のため、eラーニングの需要が高い。このレポートは石油・ガス業界のケーススタディを行い、他の産業でeラーニングを実施する際にも有用な教訓を引き出す。
ケーススタディではShell、BP、Statoil(ノルウェーの国営石油会社)を取り上げ、オン・デマンド方式の学習を検討中あるいは実行中の企業のために、関連のある主な項目や問題点を解説。石油・ガス産業は何年も前からナレッジ・マネジメントでは先頭を走っており、今や知識・学習戦略にeラーニングを組み込もうとしている。
これらの企業が実践する大規模な試みや高度なイノベーションは、他の業界にとっても役立つ教訓となり、ベスト・プラクティスを提供してくれるはずだ。レポートで解説するベスト・プラクティスや検討課題は次の通り。
・ コラボラティブ・ラーニングの重要性(インターネットを 利用した個別学習に加えて実施する)
・ 適切なインセンティブ制度の選択
・ 企業文化と集中管理方式・分散方式の選定
・ 適切なコンテンツ・プロバイダー/管理体制の選択(例:自前かアウトソーシングか)。
(22ページ)(著者:Rob Edmonds)
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