【 Global Scenario 2035 】

20世紀に蓄積されてきた富は、21世紀の私たちの生活の礎を提供してくれています。しかし、社会の仕組みは高度な経済成長に対応するべく構築され、多くの課題を生じさせています。また、その富の蓄積と並行して拡大した負の遺産は、その生活そのものを危険に晒す難題を突き付けています。大きく社会の仕組みが変わりつつある今、ビジネス環境の不確実性は増すばかりです。
積みあがる社会課題の解決は、当然のことながら社会の一員として存在意義を賭けて取り組む企業たちのミッションや長期戦略の策定の動機づけとなっており、弊社に来られるお客様のご相談も、数年前とは比較にならないほど、本質的な課題解決を目指すものが増えてきました。

弊社は、このような戦略立案に取り組む多くの企業に対し、戦略の持続可能性を脅かす数々の不確実要因に対処する方法論「シナリオ・プランニング」を提供し、重要な意思決定をサポートしております。

2020年からは、クライアント企業が戦略的議論に集中できるように、シナリオ構築作業の簡素化を図るため、ビジネス環境の未来を考察するうえで不可欠な不確実要因を整理した「基本シナリオ」を提供し始めています。クライアントは、自らの意思決定事項にフォーカスしたクライアント特有の不確実要因を付加してカスタマイズしたシナリオを数週間で作成し、求められる戦略的議論に活かしていらっしゃいます。

本年10月には、この「基本シナリオ」を更新し「Global Scenario 2035」を完成し、異なった構造を持つ3つの未来の可能性として提供を開始し、既にいくつものプロジェクトが始まっています。

以下のような悩みや疑問を抱える戦略立案者の皆さん、ぜひ一度ご相談にお越しください。一日も早くその悩みを解決し、戦略的議論に着手するため、一緒に考えさせて頂きます。

  • 戦略策定に至る合意形成をどのようにして進めればよいか迷っている。
  • 可能な限り未来の不確実性に配慮し、事業機会やリスクを広く認識したい。
  • パーパス、ミッション、ビジョンの策定を託された、または、理想の未来を描いて自社の役割を定義せよと言われたが、どうしてよいわからない。
  • シナリオ・プランニングには関心があるが、どんな成果が期待できるのかわからない。
  • シナリオ・プランニングには、どのくらいの費用や時間がかかるのだろう。

右のボタンから、資料請求及びお問合せができますのでご連絡ください。

「シナリオ本体報告書」に「オンライン説明会(90分、シナリオ概要/活用方法)」を加えて70万円(不課税)でお求めいただける、期末キャンペーン・パッケージをご用意しました。右のボタンでパンフレット及び申込書を請求することができます。

日経BP刊 グローバル シナリオ2035 全産業編
更なる使い勝手の向上を狙い、シナリオカードとワークショップハンドブックを組み込み「グローバル シナリオ2035 全産業編」として日経BPより発売いたします。右のボタンで資料請求/購入申込ができるサイトが開きます。

プロジェクト構成例

1) 研究開発戦略策定プロジェクト

Phase1 カスタマイズシナリオ作成(1か月半~2か月)
クライアントのコアチームと共に現行戦略の成功要因を分析したうえで、シナリオ作成のために設計されたブレインストーミングに基づき、Global Scenario 2035の骨格と構成要素であるForceからクライアント専用のシナリオ(3つの未来観)を作成。
Phase2 戦略策定(2か月程度)
シナリオ・プランニング工程に従って設計されたバックキャスティングによる事業機会想定を経て、必要な技術開発ニーズを見出す。
成果物
1. Global Scenario 2035(A4版全100ページ)

  • 35項目の不確実要因を使って表現された3つの未来観のセット
  • 3つの未来観の特徴を理解するためのビジュアルなスライドセット
  • カスタマイズシナリオセット
  • クライアントの戦略的意思決定事項に関連する10~15項目の不確実要因を使って表現された

2. 戦略案骨子

  • 有望市場に関する調査資料
  • 産業ロードマップと戦略ロードマップ
  • 合意形成の経過をまとめた資料

2) 「理想の未来観」への貢献を考察するプロジェクト

Phase1 カスタマイズシナリオ作成(1か月半~2か月)
シナリオ作成のために設計されたブレインストーミングに基づき、Global Scenario 2035の骨格と構成要素であるForceを用いて、クライアントが理想的だと考える未来観(一つの未来:4つ目のシナリオ)を作成。
Phase2 ミッション・ビジョン案の策定(1か月程度)
「理想的だと考える未来観」で自社が果たす役割を議論するために準備された一連のブレインストーミングを実施しながら合意を形成し、ミッション、ビジョン案を策定する。
成果物
1. Global Scenario 2035(A4版全100ページ)

  •  35項目の不確実要因を使って表現された3つの未来観のセット
  •  3つの未来観の特徴を理解するためのビジュアルなスライドセット

2. 関連する市場に関する調査資料(オプション)

  • 未来市場を想起するために必要な外部要因に関連して、現在の市場の様相と未来市場の可能性について調査した資料

3. 「理想の未来観(第4のシナリオ)」セット

  • 35項目の不確実要因と、クライアントの関心領域に関連する不確実要因(10~15程度)をクライアントが理想と考える未来観として整合して書き上げ提供。

4. ミッション・ビジョン案

  • 合意したミッション、ビジョン案。